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『学校をつくろう!』で泣く
□BOOK:工藤和美『学校をつくろう!
教室の壁も、職員室もないオープンな学校をつくりあげる女性建築家の体験記。
よい学校を建設しようとすると「他校との平等を欠くから困る」と行政側からブレーキがかかったり、施設予算が安かったり(坪単価200万円の博物館に対し、坪単価60万円の学校)。そういった状況にも驚かされるが、なんといっても博多小学校の設計、建設の過程がとてもスリリングだ。
学校というハードが、子どもたちにどう影響を与えるのかが、具体例によってストレートに伝わってきて面白い。キャスターがついた教卓で、どんどん先生の居場所が動くことが可能になり、授業のあり方が変わる。そういったことの集積としての学校。
地域の人とどうコミュニケートするか、行政に対してどう説得するか、どんな困難や既成概念に惑わされるか。うわぁ、これは大変なメイキングですよ。
池田小学校児童殺傷事件の報道を観た時は、学校だってどうしょうもないよな、こんなヤツには、と思ったけど、この学校のあり方は、ひとつの解決策になりえると思えた。学校内の生活を塀の中の出来事として孤立させないこと。周辺から見守られ、学校の出来事を地域社会が共有できること。そういったことによって、子どもが守られていく。読んでいて、あるシーンで泣いてしまった。著者は、淡々と書いていてるんだけども。
教育について別の視点から考える道具になりえる一冊です、オススメ。
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by gogoyone | 2004-08-20 01:45 | BOOK
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