ホーム | ブックス トップ | サイトマップ 
トップ  |  イラスト  |  インタビュー  |  イベントスケジュール  |  ニュース  |  ニュースな本棚
ランキング  |  ブックカフェガイド  |  書店ガイド  |  投票 ザ・対決!  |  プレゼント
嫌われないためのネット術2~女がカチンとくるメール、男がキレるメール~
昨日の記述の続きです。ちょっと昨日は大雑把に書いたので、今日は個別に。
どうして、ぼくが、女の子がカチンとくるメールの具体例3条項としてあげられているようなメールを書くのかということを説明します。言い訳めくかもしれませんが。
酒井冬雪さんの「第48回
彼のメールを読むとカチンときてしまう」
という文章に対してのリアクションなので、リンク先に飛んで読んでからじゃないと、意味がわかりにくいかもしれません。
茶色い文字は、「第48回 彼のメールを読むとカチンときてしまう」からの引用です。

タイトルは「Re」がついたまま。
これは同じ話題を交わしている場合は、件名をそのままにしています。Re+同じ件名にすることで、何の返信かを明確にしているのです。件名を毎回変えちゃうと、あとから検索かけにくいし、何の返信かぱっと判らないといった不都合が生じます。だから、わざわざ同じ件名にしているのです。

自分の書いたメールが「>」つきでダーッとそっくり残してある。
これに関しては、まぁ、あんまりやりませんが、短いメール、もしくは話題が1つの場合は、残します。これも、相手に対して、この話題の返信ですよっていうのがぱっとわかるように、という親切から行っています。利便性からきています。2つ、3つ話題がある場合は、話題の部分だけ残して、その間に返事を書いたりします。これも、何の返信かわかりやすくするためです。これを消してしまうと、何の話題についての返信かわからない場合が多々あります。
たとえば、


了解。
今日送りましたので、明日あさってには到着すると思います。
面白いけど、けっこう長いですよー。600ページ近くあります!
では、また。
>ども。
>***です。
>こんど「****」を扱うことになったんですが
>米光さんが言ってた「****」が
>絶版で見つからないんですよ。
>よろしければ、お借りできませんか?
>よろしくー。


ぐらいの長さだったら、「>」つきで、ほぼ全文を残すことはよくやります。
メールでのやりとりは、その場その場ではすぐに小さな勘違いを修正できないので、なるべく元の発言を残すほうが、誤解が生じないのでよいと考えてのことです。元の発言を消して、自分なりに理解したことを文章に織り交ぜながら返信を書くと、やりとりをしているうちに、微妙な誤解が積み重なって、相手の言っていないことに対してリアクションしていたりすることが起こる可能性があると考えるからです。
掲示板で激しい議論になっているのを見かけます。相手の人はそんなこと書いてないのに勝手に解釈して腹を立てて反論している人が時々います。そうなると、どんどん歪んだやりとりになって、論点の外れたところでやりあいになってしまいます。そういった感情論にならないためにも、重要な話題は、原文を残して返信するように、気をつかっています。

引用メール。自分の書いたメールを思いっきり引用されて「↑の件ですが」とコメントを返してくる。
これも上に書いたような理由で、よくやります。「↑の件ですが」って文は好きじゃないのであまり使わないけど、「上記の件については~」とか。
「上記の件」とも書かずに、相手の引用の下に返事を書いたり。


ども、米光です。

> おはようございます、**です。
> 何やってんの?
今は、携帯電話のゲームと、ネットワークゲームと、
雑誌やWEBの原稿を書いています。
ネットワークゲームが、そろそろ完成なので、
もうちょいしたら、ひと段落つくなーって感じです。

> 下記の件ですが、話を聞いてからになりますが
> 検討できると思います。
了解。
***の**さんから連絡がいくと思います。
よろしくです。


最初にこちらからメールを出して、その返信に対するこちらからの返信のメールです。件名は、ぼくが最初に「米光です」と書いてから、どちらも変更していません。
上記文章の後に、ぼくが書いた「下記の件」についての文章が「>」つきでまるまる残っています。
もちろん、このやりとりで、ぼくは腹などまったく立ちません。

と、以上のように、酒井冬雪さんが書く女の子は具体的に、男性のどういったメールにカチンとくるのでしょうの3カ条のうち最初の2つは、しっかり実行しているのでした。

3つめの
3.1行メール。「○○さんへ」だとか「こんにちは」「お世話になっております」などといった儀礼的なことは省略し、用件が1行だけ書いてある。
は基本的にやってません。でも、親しくなって、ポンとひとこと送るとき、という特殊な状況下ではやってます(たとえば、今、ネットワークゲームを作っていて調整でプログラマーさんにたびたびメールしているので、「こんにちは」とかつけません。プログラマーさんからのメールにもついていません)。
この場合、ついていないほうが、親しくなれたような気すらします。

さて、
迷宮騒音さんの(2004年6月8日、9日)リアクション(ありがとう)で、
業務連絡みたいで

カチンとくるのだと説明してくれているのですが、そう、そこが問題なのです。
恋愛のための彼/彼女のメールのやりとりなら、なんの異論もないのです。恋愛をゲットしようとして、こまめに努力しなさいという流れなら文句はない。がんばってください、と言うだけです。
が、「第48回 彼のメールを読むとカチンときてしまう」であげられている例は、仕事のことですこしばかり急ぎの用事があって電話したけど繋がらない、そこでメールして、その返信にカチンときた、という場合なのです。
カチンときた女性Lちゃんは、男性Sくんと会ったのは一、二度だけですが、品のいい顔立ちで物腰はやわらかく、電話の声や話し方も 落ち着いていて好感がもてる人だなあと思っていたかもしれませんが、それは、彼女が勝手に思っているだけで、恋愛関係にあるわけでも、Sくんが彼女と恋愛したいと望んでいるわけでもない(もしくは、望んでいるか望んでいないかは判らない)のです。
そう、彼からのメールは、業務連絡なのであります!
もちろん「第48回 彼のメールを読むとカチンときてしまう」の例は、失礼です。それは、
↑それより、
私の携帯電話にご連絡いただければよかったのですが。
とにかく、明日の朝一番にご連絡ください。

という文面、内容が、業務連絡として失礼です。
こんな文面なら、
了解。明日の午前中、電話します。
といった1行メールのほうが、まだ失礼でないと思ったりもします。
(昨日は会議が長引いて電話で行き違ってしまい申し訳ありませんでした)くらいのことを書いてみても損はなかろうに
にはまったく賛成です。ビジネスの礼儀として正しい。
でも、そこから、いま問題にしている3カ条が導き出されるのは、どういう展開なのか理解できません。

そう。ぼくが、なんで、この文章に、こんなに反応しているかと考えると、最初の例を読む限りでは、Lちゃんは、勝手にSくんにぽーっとなったあげく、業務連絡の返信が来たためにカチンときたように読めてしまうからです。
Sくんにしてみれば、仕事上の付き合いなのに、変な秋波を出してくる女が、電話してくるし、メールしてくるしで、迷惑だと思って、そっけない失礼なメールを出した可能性だってあるのです。
もちろんビジネスのメールなので、そうだとしても、あんな失礼なメールを出すのは、ダメです。
でも、ビジネスのメールなのに、利便性を削ぐ行為を少しばかりのやさしさなどと言い、そのことについてカチンとこられたりすると、どうすりゃええねん、仕事しようよ、仕事中に恋愛のことばっかり考えるのは遠慮してくれよ、と思ってしまうのです。
職場でセックスする海外ドラマや、仕事そっちのけで恋愛ごっこしているトレンディドラマを見ていると、「仕事せんかい!」と叱りたくなるような気分に近いのかもしれません。
もちろん迷宮騒音さんや、掲示板でのリアクションにあるように、友達とのやりとりや、プライベートなやりとりでは、もうちょっと親しみのあるメールになります(そう、意識してするんじゃなくて、自動的に、そうなるのです)。

だから、もしかして、ぼくが、「第48回 彼のメールを読むとカチンときてしまう」に過剰に反応しているのは、メールのマナーうんぬんについてではないのかもしれません。

・恋愛至上主義的な価値観に対して
そして
・ハウツー系テキストの多様さを許容しない書き方
について、反応しているのかもしれません。

もちろん、酒井冬雪さんの文章が、一部の女性に熱烈に「うんうん、そうだよ!」と思われているだろう素敵な内容である、ということは理解できます。さらに、その土俵に立つと、この文章も、「そんな理屈をうねうねうねうね言う男はモテないよー」の一言で負け戦なのだろうと思いながら、書いています。
負け文なの、最初から。美人が書く「こうすればモテるんだよ」の文章に、モテモテじゃない男が何を書いても、負けなの。あよーん。
[PR]
by gogoyone | 2004-06-17 01:20 | net
<< 嫌われないためのネット術3~5... 嫌われないためのネット術1~彼... >>





Copyright © 1997-2004 Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - ヘルプ - エキサイトをスタ-トペ-ジに | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム